完全な栄養食、玄米を1日1食。腸の免疫力が活性化する

フィチン酸ががんの抑制に効果大

穀類の中でも、栄養面でダントツにすぐれているのは、なんといっても玄米です。

玄米には、炭水化物、タンパク質、脂肪、ビタミンB群、亜鉛やマグネシウムなどのミネラル類など、体に必要な栄養素のほとんどが含まれています。つまり、玄米は一品で多くの栄養素を含む完全な栄養食なのです。

また、精製されていない玄米には食物繊維が白米の3~4倍も残っているため、便通を促し、便秘の予防・改善に役立ちます。便通がととのえば大腸の働きがよくなり、大腸の免疫機能も活性化されるはずです。

さらに、玄米に含まれるフィチン酸という成分は別名「IP6」といい、食物繊維の中に含まれるイノシトールにリン酸が結合した物質で、強い抗酸化作用を持っています。そのため、老化や発がんを抑制します。米・メリーランド大学のシャムスデン博士は国別の「大腸がんの増加と食物繊維摂取量」との関係を研究し、IP6ががんの抑制に大いに寄与すると発表しています。

また、最近注目されているのが玄米に含まれるγ‐アミノ酪酸(ギャバ)と呼ばれる成分。これにはコレステロールや血糖、血圧の低下作用があることが明らかになっています。

玄米は栄養満点で、大腸の免疫機能をアップし、大腸がんの抑制効果もあるのですから、1日1回は、主食を玄米にかえてみる価値は十分にあるといえるでしょう。 

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