肺がんの早期発見の確率を高めたヘリカルCT検査と蛍光気管支鏡検査

昔から広く行われている胸部X線検査は、胸部にX線を当てて撮影するため、心臓や骨、血管に隠れて見つけにくいがんがありました。その欠点を補う検査として現在広まりつつあるのが、ヘリカルCT(コンピューター断層撮影装置)検査と蛍光気管支鏡検査です。

ヘリカルCT検査では、肺の横断面をらせん状に撮影します。そのため心臓や骨に隠れていたがんや、ごくごく小さながんも発見することができるようになりました。

さらに、その横断面と正面を撮影したもので肺を立体画像に合成するMDCT(マルチプルーディテクターCT)検査など、革新的な技術が次々と開発されています。

蛍光気管支鏡検査は、人間の細胞組織に含まれるビタミンやフィブロネクチンを発光させる特殊な光線を使った検査です。この光線を発する装置をつけた気管支鏡を気管に挿入すると、正常な細胞は緑に光り、がんがある部分は暗く影になります。これによって、内視鏡でも見えないごく早期のがんも見つけられるようになりました。普及には少し時間がかかると思いますが、困難といわれる肺がんの早期発見に大きく貢献するはずです。 

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