2時間で全身のがんを検査。良性・悪性の判断にも役立つPET検査

がん細胞は、正常細胞の3~8倍のブドウ糖を代謝して肥大化します。この性質を利用したのが、PET(陽電子放射断層撮影装置)検査です。

この検査で特殊な成分を合成させたブドウ糖を体内に注入し、専用のカメラで撮影すると、素人目にもはっきり特殊成分の集中がわかります。そして、そこががんの巣なのです。

このPET検査の利点は、次の6つ。

  1. 一度に全身のがん検査ができる。
  2. 特殊成分と合成させたブドウ糖を静脈注射してから2時間で検査がすんでしまう。
  3. 被ばく率が胃の×線検査より低く、特殊成分は副作用の心配がない。
  4. ミリ単位のがんやリンパ節転移の診断ができる、きわめて高い有用性。
  5. 代謝の盛んな脳や、腎臓、心筋などの健康状態もチェックできる。
  6. 腫瘍の良性・悪性の判断に役立つ。

腫瘍マーカーで反応があった、または自覚症状があるのにがんの位置が特定できず、検査を繰り返すというケースは少なくありません。そんな苦痛や負担を解消する検査として、PET検査はロコミで広まっています。

受けられる医療機関はまだ少ないものの、がんになりやすい環境にある人、再発・転移が心配な人は受ける価値かおるのではないでしょうか(費用は8万~20万円くらい)。 

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